【東松戸からすぐ】大町梨街道の直売所を満喫!幻の梨「かおり」や絶品スイーツ、周辺観光まで徹底ガイド

ヒガマツコ

要約

東松戸から歩いて20分ほど、市川市の「大町梨街道」。国道464号線沿いに約50軒もの梨農家さんの直売所が並ぶ、千葉県屈指の梨の名所です。
この記事では、250年続く「市川のなし」の深い歴史から、幻の梨「かおり」をはじめとする多彩な品種のリレー、直売所ならではのお得な「訳あり品」の攻略法まで詳しくお伝えします。
さらに、美味しさを長持ちさせる冷蔵保存の裏技や、梨狩り、おしゃれな梨カフェ、そして周辺のレジャースポットもご紹介。
東松戸周辺にお住まいの方や訪れる予定の方は、ぜひこの夏の週末のお出かけの参考にしてください。

東松戸からすぐ!大町梨街道の魅力とは?

夏から秋にかけて、東松戸周辺にお住まいの皆さまが楽しみにしている風物詩といえば、やっぱり「梨」ですよね。
実は千葉県は、日本梨の栽培面積・収穫量・産出額のすべてにおいて全国第1位を誇る、日本一の梨王国なのです。

その中でも、私たちの住む東松戸からすぐ!車でも国道464号線をまっすぐ進むだけで到着する市川市大町地区には、通称「大町梨街道」と呼ばれる夢のようなストリートがあります。
シーズンを迎えると、約2キロの街道沿いに約50軒もの梨直売所が軒を連ね、黄色い「梨直売」ののぼり旗が無数にはためきます。
スーパーを通さず、農家の皆さまが樹上で極限まで甘みを引き出した「樹上完熟」の梨を直接購入できるのが、この大町梨街道の最大の魅力です。

250年の歴史が育んだ「市川のなし」の物語

美味しい梨が当たり前のように食べられる今ですが、その背景には先人たちの果てしない努力があります。市川市の梨栽培の歴史は、なんと今から約250年以上前の江戸時代中期にまで遡ります。

当時、水はけが良すぎて穀物栽培に不向きだった八幡村(現在の市川市八幡地区)の土壌に着目したのが、川上善六(かわかみ ぜんろく)氏という知識人でした。
彼は美濃国(現在の岐阜県)へ自ら赴いて栽培技術を学び、梨の枝を乾燥から守るために切り口を大根に挿して水分を補給しながら、長い道のりを持ち帰ったと伝えられています。
彼がこの技術を村の農民たちに惜しみなく広めてくださったおかげで、一帯は関東最大の梨産地へと急成長しました。

さらに大正時代には、大野村の石井兼吉(いしい かねきち)氏が「石井早生(いしいわせ)」という画期的な品種を開発されました。
この品種は、現在私たちが美味しくいただいている「豊水」や「あきづき」のルーツにもなっており、市川の地が日本の梨の歴史を大きく動かしたと言っても過言ではありません。

その後、都市化の波とともに農地は北上し、現在の大町地区へと移り変わりました。
そして昭和50年代から直売スタイルが広まり、2007年には「市川のなし」が地域ブランドとして正式に登録されました。
現在では、農業の知識が豊富な公式キャラクター「大町りこ」ちゃんが誕生し、LINEスタンプなどで地域を可愛く盛り上げてくれています。

多彩な品種リレーと幻の梨「かおり」

大町梨街道の楽しさは、時期を変えて何度も訪れたくなる「品種のリレー」にあります。8月上旬から10月にかけて、次々と主役が入れ替わるのです。

  • 幸水(8月上旬〜中旬): 千葉県のエース。強い甘みとみずみずしさがたまりません。
  • 豊水(8月下旬〜9月中旬): 甘みと適度な酸味のバランスが絶妙で、濃厚な味わいです。
  • あきづき(9月上旬〜下旬): 酸味が少なく、大きくて極めて甘いエリート品種です。
  • 新高(9月中旬〜10月上旬): 芳醇な香りと上品な甘みがあり、日持ちがとても良いのが特徴です。

そして、見逃せないのが9月上旬から出回る青梨の「かおり」です。
青りんごのような美しい緑色で、1キロを超えることもある極大玉。
気品のある華やかな香りとジューシーな甘みから「幻の梨」と呼ばれています。
栽培に手間がかかり日持ちもしないため、スーパーにはほとんど並びません。
この「かおり」を直売所で手に入れるために、遠方からわざわざ足を運ぶファンが後を絶たないほどの人気です。

ちなみに梨は、夏バテ時の疲労回復を助けるアスパラギン酸や、むくみ解消に役立つカリウム、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。
美味しくて健康にも良いなんて、本当に素晴らしい果物ですね。

直売所を120%楽しむ攻略法!

約50軒もある直売所から、どこを選べばいいか迷ってしまいますよね。大町梨街道でお得に美味しい梨をゲットするためのポイントをご紹介します。

午前中が勝負!お得な「訳あり品」を狙う

直売所の店頭で一番にチェックしたいのが、透明な袋に入った「訳あり品(家庭用)」の袋売りです。少し形がいびつだったり、表面に小さなキズがあるだけで、中身の甘さや美味しさは一級品です。3〜7個入って500円〜1,000円と驚くほどリーズナブル!ただし、この袋売りは競争率が非常に高く、午前中で売り切れて午後には店じまいしてしまう直売所も少なくありません。
休日はもちろん、平日でも午前中の早い時間帯に訪れるのが鉄則です。

農家さんとの会話と試食を楽しむ

五代続く「大重園」さんや多品種を扱う「大百園」さん、独自の土壌作りをされている「角右ヱ門梨園」さんなど、農園ごとにこだわりが光ります。
店主の方に「今日の食べ頃はどれですか?」と尋ねてみてください。
丁寧に教えてくださいます。
また、試食(※時期により異なります)を通して自分好みの味を見つけるのも醍醐味です。

美味しい梨の見分け方

自分でも美味しい梨を見分けたい時は、「形が正円に近く、ふっくらしているもの」、そして同じサイズなら「ずっしりと重みがあるもの」を選んでみてください。
また、赤梨ならお尻の部分までしっかり赤みや黄色みが回っているものが、甘みが乗った食べ頃のサインです。

美味しさを長持ちさせる!梨の保存とアレンジ術

梨は水分が約90%を占めるデリケートな果物です。
収穫後に甘みが増す「追熟」はしないため、時間が経つほど水分と糖分が失われてしまいます。
できればすぐに食べるのが一番ですが、たくさん買った場合の正しい冷蔵保存の裏技をお伝えします。

  1. 洗わずに二重で包む: 水気は腐敗の原因になります。そのまま1個ずつキッチンペーパーや新聞紙で隙間なく包み、さらにその上からラップで包むかジップロックなどの密閉袋に入れます。これで乾燥を徹底的に防ぎます。
  2. ヘタを下にする: 梨は軸(ヘタ)の周辺で呼吸をしています。
    保存する時は、ヘタの側を下向き(お尻を上向き)にして置くことで、物理的に呼吸が抑えられ、栄養成分の消費を減らすことができます。
  3. 野菜室で保存: 冷えすぎを避けるため、冷蔵室より少し温度の高い野菜室が最適です。

この方法なら、足の早い「幸水」でも1週間〜10日程度は美味しく保てます。
食べる1〜2時間前にしっかり冷やすと、梨の果糖が変化してより強く甘みを感じられます。

もし熟しすぎてフカフカになってしまったら、くし切りにして冷凍し、半解凍でシャーベットのように食べたり、お鍋で煮詰めて「梨ジャム」にするのもおすすめです。

梨狩りからカフェまで!周辺のおすすめ観光スポット

大町梨街道の周辺は、梨を買うだけでなく、家族で一日中楽しめる観光スポットがいっぱいです。

体験型レジャー「梨狩り」

大町梨街道沿いや近隣の松戸市エリアでは、自分の手でもぎ取る「梨狩り」が体験できる農園さんもあります。
入園料は無料で、もぎ取った分だけ量り売り(1キロ750円〜1000円程度)でお支払いするシステムが多く、お子様の食育や夏の思い出作りにもぴったりです。

おしゃれな梨カフェや絶品スイーツ

1851年創業の老舗「勘兵衛園」さんでは、直売所の裏手におしゃれな「CAFE KANBE」をオープンされています。
緑豊かな空間でいただく「和梨のピッツァ」や「和梨のシャーベット」は絶品です。
また、市川にルーツを持つ山崎製パンさんの「梨ゼリー」や、本八幡にある「魁(かい)ジェラート」さんのマイナス60度で瞬間凍結させた「市川のなしかき氷」など、地元企業が手掛ける梨スイーツもたくさんあります。

涼しく遊べる周辺レジャー施設

ご家族でのお出かけなら、大町梨街道からすぐの「市川市動植物園」がおすすめです。
夏に毛を刈られたスリムなアルパカ(通称ガリパカ)やレッサーパンダに癒されます。
また、広大な森に40種類の遊具がある「ありのみコース」でアスレチックを楽しんだり、少し足を延ばして深夜まで遊べる非日常空間「大慶園」を訪れるのも楽しいです。

まとめ

東松戸のすぐお隣にある「大町梨街道」は、ただ果物を買うだけの場所ではなく、生産者の方々と直接触れ合い、歴史や自然、そして美味しい食文化を丸ごと体験できる素晴らしいエリアです。
今年の夏は、ぜひ午前中の早い時間帯に大町梨街道へ出かけて、最高に美味しい「市川のなし」を見つけてみてください。そして、カフェや動物園など周辺のスポットも巡って、東松戸エリアの魅力を存分に満喫してくださいね!

以上、ヒガマツコがお届けしました!

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ABOUT ME
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ヒガマツコ
王国広報騎士団長
ヒガマツ王国・広報のヒガマツコです。任務は、東松戸のあらゆるスポットを巡り、隠れた魅力(お宝)をSNSで世界に発信すること。私の調査は、相棒犬ピーノくんの超人(超犬?)的な嗅覚「タイムマシン・ノーズ」が頼りです。地元の皆様と力を合わせ、この国が「わざわざ訪れたい」と世界中の人が憧れる場所になることを目指し、日々全力で東松戸の魅力をお届けします!
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