国分川さくら並木|桜と菜の花が彩る松戸の春絶景スポット

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要約

千葉県松戸市東部を流れる国分川沿いに整備された約1.2kmの桜並木について解説します。川沿いには約80本のソメイヨシノが植えられ、同時期に咲く菜の花とのコントラストが美しいと評判です。歴史的には国分川の自然回復プロジェクトに合わせて桜が植樹され、今では地元有志による「国分川桜まつり」も開催されるなど、地域に根ざした花見スポットとして注目されています。アクセスはJR武蔵野線・北総線の東松戸駅や秋山駅から徒歩圏内。周辺には東松戸ゆいの花公園、旧齋藤邸、昭和の杜博物館などの観光スポットも多く、散策ついでに立ち寄りやすい場所です。駐車場は整備されていないため公共交通機関利用が望ましく、祭りの開催日には模擬店が多数出店し、吹奏楽の演奏などイベントも楽しめます。都市近郊でありながら自然豊かな川辺で、穏やかな春の風景を満喫できる隠れた名所です。

国分川さくら並木とは

千葉県松戸市の東部、松戸市と市川市の境目付近を流れる国分川沿いに整備された桜の遊歩道です。川の両岸に約80本のソメイヨシノが植えられており、開花のピーク時には薄紅色の花のトンネルが生まれます。川沿いには同時期に菜の花も咲き、ピンクと黄色のコントラストが鮮やかです。
国分川はかつて護岸工事によってコンクリートに固められた区間が多く残っていましたが、平成に入ってから「多自然型河川」として再生が進められました。その過程で地元有志の力を借りて桜の植樹が行われ、いまでは多くの人が楽しむ地域の憩いの場所へと変貌しています。

歴史や由来

国分川の上流部はもともと「春木川」と呼ばれ、黎明橋を境に「国分川」という名称に変わります。昭和後期、川沿いは鋼矢板で囲われ、水路のように姿を変えてしまいましたが、平成6年(1994年)から平成20年(2008年)にかけて河川改修が行われ、自然の地形に近い土手が復元されました。
その後、地域の環境美化と活性化を目的に2004年から2008年にかけて約80本の桜(ソメイヨシノ)が植樹され、さらにパンジーや水生植物なども導入。稚魚の放流を行ったことからカワセミなどの野鳥が飛来する自然豊かな川へと再生されました。平成30年(2018年)には「国分川桜まつり」が初めて催され、子どもから高齢者まで多くの市民が集うイベントとして定着しつつあります。

桜の見頃

見頃は例年3月下旬から4月上旬です。この時期は川の両岸が桜色に彩られ、土手に広がる菜の花の鮮やかな黄色との対比が楽しめます。晴れた日は青空との組み合わせが格別ですが、薄曇りの日にも桜の淡いピンクが映えて写真映えするのが特徴です。
満開の頃に訪れると桜の花びらが川面や遊歩道に舞い散る、いわゆる「桜吹雪」も見られます。短い期間ではありますが、その儚さも花見の醍醐味。開花状況は松戸市観光協会などのWebサイトでも情報が更新されるので、タイミングを合わせて訪れるのがおすすめです。

アクセスと駐車場情報

電車

  • 東松戸駅(JR武蔵野線・北総線)から徒歩約15~20分
    駅の東口を出て線路沿いを南下し、住宅街を抜けて国分川沿いに出るルートです。
  • 秋山駅(北総線)からも徒歩約15分ほど
    東松戸駅と同様、駅から住宅街を抜けると桜並木のある黎明橋や獅子舞橋付近に到達します。

バス

松戸駅東口や市川駅方面から東松戸駅や紙敷車庫方面へ向かうバスが運行されています。ただし本数や停留所が限られるうえ、バス停から徒歩数分かかる場合もあります。遠方からのアクセスは電車を利用し、徒歩で向かうのが最もわかりやすいでしょう。

桜並木沿いには専用の駐車場がありません。周辺道路が狭いうえ、花見シーズンやイベント開催時は交通規制が敷かれることもあるため、車での来訪はあまり推奨されていません。車を利用するなら東松戸駅周辺などのコインパーキングに停め、徒歩で向かうのがおすすめです。混雑を避けるためにも、公共交通機関の利用が望ましいとされています。

周辺の観光スポット・グルメ紹介

東松戸ゆいの花公園

2007年開園の植物公園で、東松戸駅から徒歩約8分ほどの場所に位置します。季節に応じてツバキやバラ、アジサイなどが楽しめるほか、芝生広場や無料休憩所もあり、のんびり散策できるのが魅力です。桜を見た後に立ち寄って四季の花々を眺め、カフェでひと休みするのに最適なスポットとなっています。

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旧齋藤邸(旧齋藤家住宅)

東松戸駅から徒歩15分ほどの紙敷地区にある明治時代の古民家で、国の登録有形文化財に指定されています。茅葺屋根を持つ主屋や広い敷地内の竹林・梅林など、昔ながらの農家建築を間近に見学できます。無料で内部も見られる日があり、地元ボランティアの説明を聞きながら当時の生活様式を知ることができます。

昭和の杜博物館

秋山駅や東松戸駅から徒歩15分ほどの場所にある私設博物館。昭和時代の暮らしや乗り物を中心に、オート三輪やスーパーカブといった懐かしいコレクションを展示しており、屋外には流山線で使用されていた「なの花号」が保存されています。大人から子どもまで“タイムスリップ”気分を味わえる、ユニークなスポットです。

松戸エリアのグルメ

  • ラーメン激戦区・松戸
    JR松戸駅周辺には全国的に有名なつけ麺の名店などが集まるほか、東松戸や市川方面にも個性豊かなラーメン店があります。花見の後に立ち寄るにも◎。
  • 和洋菓子
    落花生を使った菓子や徳川家ゆかりの戸定(とじょう)邸にちなんだ銘菓、「矢切の渡し舟最中」など、松戸にはユニークなお土産が多いです。
  • 梨(なし)
    シーズンは夏~秋ですが、松戸は梨の産地としても有名。タイミングが合えば直売所や梨スイーツを楽しめます。

写真スポットとライトアップ

おすすめ撮影ポイント

川の両岸を歩きながら、菜の花を前景、桜並木を背景に撮る構図が特に人気です。黎明橋や獅子舞橋付近から川面を見通すと、桜と水辺、遠くに飛来する野鳥なども写り込み、のどかな春の風景を切り取れます。桜と菜の花の背丈がちょうどいい高さなので、カメラを低めに構えてみるのも一案です。

ライトアップについて

国分川さくら並木では基本的に夜間照明のイベントはありません。街灯も少なく、安全面から夜間の散策はあまり推奨されていません。夜桜を楽しむなら周辺の常盤平さくら通りや八柱駅周辺の桜スポットで期間限定のライトアップが行われることがあるため、そちらを検討するほうがよいでしょう。
国分川はあくまで自然の雰囲気を大切にした静かなスポット。昼間の光の下で、川沿いの長閑な景観を堪能するのがいちばんのおすすめです。

イベント情報(さくらまつり など)

国分川桜まつり

平成30年(2018年)に初めて開催され、以降毎年春の満開時期に合わせて行われる地元主催の花見イベントです。会場は黎明橋から獅子舞橋までの遊歩道沿いで、焼きそばやスイーツなどの模擬店約50店が並びます。中学校の吹奏楽部のステージ演奏や和太鼓のパフォーマンスなど、地域に根ざした催しが魅力です。
来場者数は1万人規模に達するほどで、親子連れからシニア層まで幅広い世代が集います。駐車場は用意されていないので公共交通機関での来場が必須。近年は交通規制やコロナ禍の影響もあり、開催状況が変動する場合があるため、最新情報は松戸市の公式サイトや地元広報を確認するとよいでしょう。

その他のイベント

国分川流域では、4月下旬~5月初旬に市川市側で「国分川鯉のぼりフェスティバル」が開催され、500匹以上の鯉のぼりが空を泳ぐ様子が楽しめます。これは桜の季節とは時期がずれますが、初夏の風物詩として親子連れを中心に人気を集める行事です。桜の花見で気に入ったら、ぜひ鯉のぼりの時期にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

国分川さくら並木は、千葉県松戸市の東松戸駅・秋山駅から徒歩圏にある桜と菜の花の競演スポットです。護岸工事によって失われた自然を取り戻そうとする地域の取り組みで桜並木が誕生し、今では「国分川桜まつり」としてイベントが盛り上がるなど、地元に愛される場所となりました。
見頃は例年3月下旬から4月上旬。公共交通機関でアクセスし、東松戸ゆいの花公園や旧齋藤邸、昭和の杜博物館など周辺スポットも合わせて訪れれば、松戸エリアの多彩な魅力を満喫できます。都市部からのアクセスの良さと川辺の穏やかな風景が両立した、春の散策にぴったりの隠れ名所です。

ぜひ一度足を運んで、ソメイヨシノの淡いピンクと菜の花の黄色が織り成すのどかな春景色を体感してみてください。

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東松戸の魅力に触れて、そのまま東松戸に住んでいるヒガマツ王国・広報担当「ヒガマツコ」です。駅前や公園、カフェなどあらゆるスポットを巡ってはSNSで発信し、東松戸の魅力を発信するのが日課。地元の皆様と協力しながら、街全体を盛り上げるための活動に全力投球。食べることが大好きで東松戸にとどまらず、近場の美味しいお店のリサーチにも余念がありません。何でも気になったらとことんリサーチします。地元店舗の取材や地域の方との交流が大好き。将来の夢は東松戸を千葉屈指の観光地にすること。毎日をワクワクで満たしながら、あなたにも素敵な発見をお届けします!東松戸の魅力を、一緒に探しに行きましょう!
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