【松戸市の人流データ分析】東松戸が子育て世代に選ばれる理由と隠れた魅力!
要約
松戸市が公開している人流データから、東松戸エリアの意外な「顔」が見えてきました。松戸、新松戸、八柱といった市内の主要駅と比べても、東松戸は「40代のファミリー層が圧倒的に多い」「市外からの来街者が多い」「成田空港へも直結する国際的なアクセスを誇る」という独自の特徴を持っています。休日には家族連れでにぎわい、毎年3月には新しい住民を迎え入れるこの街は、まだまだ成長の可能性を秘めた魅力的なエリアです。本記事では、データから読み解く東松戸の現在地と、これからの街の姿をお伝えします。
東松戸の本当の姿、知っていますか?
こんにちは!「ヒガマツ王国」のヒガマツコです。
毎日通勤で通っている駅、子どもと手をつないでお散歩する公園、夕方の買い物で立ち寄るスーパー。「なんとなく住みやすくて、いい街だな」と感じていても、その理由を言葉にして説明するのは意外と難しいものですよね。
実は今回、松戸市が一般に公開してくださっている貴重な「人流データ」を拝見する機会がありました。人流データとは、その街に「どんな人が」「いつ」「どれくらい」訪れているのかを示すデータのことです。
このデータを分析させていただくと、松戸市内にある4つの主要駅エリア(松戸・新松戸・八柱・東松戸)には、それぞれまったく違う「顔」があることが見えてきました。そして、わたしたちの暮らす東松戸には、他のエリアにはない突出した特徴が浮かび上がってきたのです。
今日はそのデータをひもときながら、数字から見える東松戸の魅力について、皆さまと一緒に共有していきたいと思います!
松戸市の4つの「顔」を比較してみましょう
松戸市内には、大きく分けて4つの主要な駅エリアがあります。それぞれの街の性格をデータから一言で表すと、以下のようになります。

🏙 松戸駅 | 商業の中心地
市の玄関口であり、JR常磐線が走る最大の商業エリアです。1日に約20万人もの方々が訪れるそうです。20代の若い世代から70代のシニア世代まで幅広い年齢層が混ざり合う、市内でもっとも「都会的」な顔を持っています。
🏡 新松戸駅 | 静かな住宅の街
人流の80%がそこにお住まいの方々で構成されており、市内で最も「内向きで落ち着いた」街と言えます。外から来る方は12%と少なく、70歳以上の比率が27%と高くなっています。静かで穏やかな暮らしを大切にされる方が多く住まわれているようです。
🌸 八柱駅 | 女性が支える生活の街
4つのエリアの中で唯一、女性の比率が56%と男性を上回るのが八柱の特徴です。新京成電鉄とJR武蔵野線(新八柱駅)の乗換駅でもあり、スーパーや生活利便施設が充実しているため、日常の暮らしを支える温かい生活感のある街です。
🚉 東松戸駅 | ファミリーと結節点のハイブリッド
そして、わたしたちの東松戸。この街のデータには、他の3エリアとは少し違った、とても興味深い発見がありました。
東松戸が持つ3つの「顔」

顔① | 40代が多い、子育て世代の街
東松戸エリアにいらっしゃる方の年代を見てみると、なんと40代の方が全体の26%を占めていました。
- 松戸駅エリア:20%
- 新松戸駅エリア:16%
- 八柱駅エリア:15%
- 東松戸駅エリア:26%
他のエリアと比べても、1.3倍〜1.7倍も多いことが分かります。しかも驚くことに、この傾向は令和元年(2019年)から令和6年(2024年)までの6年間、ずっと変わっていない構造的な特徴なのだそうです。
これは、東松戸の歴史と深く関係しています。東松戸駅周辺は、かつては「紙敷」と呼ばれ、梨園や豊かな自然が広がるのどかな場所でした。そこから区画整理事業が進められ、2000年代以降に美しい街並みが整備されました。新しい戸建てやマンションが次々と供給されたことで、子育て世代のご家族がまとまって住み始めたのです。
「東松戸って、若いファミリー層が多いよね」と普段感じていた感覚。あれは決して気のせいではなく、データがはっきりと証明してくれています。東松戸中央公園で元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの声や、駅前でベビーカーを押すママさんたちの姿は、東松戸ならではの象徴的な風景なんですね。
顔② | 外から人が来てくれる、オープンな街
住宅街のイメージが強い東松戸ですが、意外なことに東松戸の街にいる人のうち約23%は「来街者」(その街に住んでも働いてもいない、外から訪れた方)というデータが出ています。実はこれ、4エリアの中で最も高い数字なのです。
- 松戸:来街者 22%
- 新松戸:来街者 12%
- 八柱:来街者 18%
- 東松戸:来街者 23%
例えば新松戸は居住者が80%を占めるのに対し、東松戸は「閑静な住宅街でありながら、外から多くの人が訪れる街」という特徴を持っています。駅前の「アルフレンテ」にお買い物に来られる方や、図書館や市役所の支所が入った「ひがまつテラス」を利用される方、さらに少し足を伸ばして「東松戸ゆいの花公園」の花々を楽しむ方など、近隣エリアから訪れる方々が東松戸の活気を作ってくれているのですね。
顔③ | 3路線が交わる、隠れた鉄道結節点
東松戸駅の最大の強みは、なんと言ってもアクセスの良さです。JR武蔵野線、北総線、そして京成スカイアクセス線の3路線が乗り入れており、1日の乗降客数を合計するとなんと約65,500人にのぼります。
1991年に北総線の駅が開業した当時は、駅の周りにはまだ何もない状態でした。しかし、1998年にJR武蔵野線の駅が開業し、2010年に成田スカイアクセス線が開業したことで、街の利便性は飛躍的に向上しました。
- 千葉県内の中核駅と肩を並べる規模
- 京成スカイアクセス線を利用すれば、成田空港まで約38分で直結
- 武蔵野線で埼玉方面や京葉線方面へ、北総線で都心(日本橋・浅草方面)へのアクセスも抜群
このアクセスの良さから、東松戸を訪れる訪日外国人の方は年間約4.3万人もいらっしゃいます。これは、市内最大の松戸エリア(約4.25万人)とほぼ同じ規模です!成田空港と直結しているという東松戸ならではの強みが、データにしっかりと表れています。
季節や曜日で変わる、東松戸の表情

3月は新しい家族を迎える季節
東松戸の月別の人流データを見ると、ある特定の月だけが突出して多くなっています。それが「3月」です。1年でもっとも人流が多い月で、平均より約10%も多くなるそうです。
これは、卒業、進学、お引越し、新生活のスタートのシーズンと完全に一致しています。区画整理できれいに整備され、子育て環境が整っている東松戸には、毎年この季節に新しいご家族がたくさんお引越ししてきてくださるのでしょう。
逆に、6月の梅雨の時期や11月の晩秋には人流が少し落ち着く傾向にあります。混雑を避けてゆっくりお買い物をしたい時は、この時期を狙うのもヒントになるかもしれませんね。
平日よりも休日の方がにぎわう街
また、東松戸の人流を平日と休日で比べてみると、このような結果になりました。
- 平日1日あたりの来街者:約52,000人
- 休日1日あたりの来街者:約59,000人
休日の方が約14%も人が多く、これも4エリアの中で最も「休日寄り」な特徴です。
休日に家族そろってアルフレンテのスーパーでお買い物をしたり、ひがまつテラスの図書館で絵本を借りてゆっくり過ごしたり、ゆいの花公園や東松戸中央公園にピクニックを楽しんだり。そんな穏やかで楽しい休日の過ごし方が、はっきりと数字に表れています。
東松戸という街の現在地と、これからの未来

これまで見てきた数字を整理すると、東松戸は次のような強みを持つ街だと言えます。
【東松戸の強み】
- 40代ファミリー層が圧倒的に多く、子育ての活気にあふれた街
- 3路線が交わり、都心にも県内各所にも行きやすい鉄道結節点
- 成田空港まで電車1本という、隠れた国際的アクセスの良さ
- 休日に家族でのんびり過ごせる施設や大きな公園が充実している
- 1991年の駅開業から30年余り。比較的新しく、今後も成長の余地がある
一方で、データからは今後の課題も見えてきました。
【これからの課題】
- 20代の比率は10%と、4エリアの中で最も低くなっています。若い世代をどのように惹きつけるかが今後の鍵になりそうです。
- 駅前の商業施設の集積は、松戸駅などに比べるとまだ発展途上です。
- 大型開発の核となるようなシンボル施設は、まだ限定的と言えます。
つまり東松戸は、「すでに完成しきった街」ではなく、「これからさらに育っていく可能性を秘めた街」なのです。流山おおたかの森や柏の葉キャンパスのように、子育て世代から熱烈に選ばれる街へと進化していくポテンシャルを十分に持っています。
おわりに
毎日何気なく歩いている駅前の風景も、データというレンズを通して見直してみると、私たちが思っている以上に個性的で、たくさんの魅力にあふれていることが分かりました。
東松戸は、活気ある40代ファミリーの街であり、交通の便に優れた結節点であり、そして世界へつながる動線を持った街です。何より、まだまだこれから育っていく楽しみがある街です。
東松戸にすでにお住まいの方、これからこの街への引っ越しを考えてくださっている方、あるいはふとご自分の住む街を見つめ直したくなった方。この記事が、「自分の街のことをもう少し深く知る」「この街に住んでいることを少し誇りに思う」そんなきっかけになれば、ヒガマツコとしてとても嬉しく思います。
これからも、ヒガマツ王国から東松戸の素敵な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!
※本記事は、松戸市が公開している人流データ(KDDI Location Analyzer・令和元年〜令和6年度)と、JR東日本・北総鉄道・京成電鉄の公開データを基に分析・執筆いたしました。なお、データには20歳未満の方は含まれておりません。






